駄文量産工場

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映画の感想「Shutter」

映画を見ましたのでクソレビューをします。

ネタバレを含んだ文章にしていこうと思いますので、嫌な人は気をつけてください。

ガバガバな文章ですが非難したりしないでください。

 

「Shutter」

2008年公開

監督:落合正幸

主演:ジョシュア・ジャクソン、レイチェル・テイラー。奥菜恵 他

 

元々タイのホラー映画のリメイク作品らしいです。

日本版のキャッチコピーは「私は忘れない。死んでもあなたを追い詰める」、「忘れたとは言わせない」

 

正直、視聴前に奥菜恵が幽霊役と聞いて見るかどうかかなり迷いました。よくあるホラー映画みたいに霊がおぞましい姿をしているのではなく、奥菜恵がそのまま演じていると聞いて、「それ怖いか?」と思ってしまったので。

youtubeで予告編を見たら、案外悪くなさそうだと思い視聴決定。

 

映画批評家やクチコミで言われているように、「日本でよくあるホラー映画だな」という感想が強いです。目新しい要素や作りこんである箇所は見当たらず、良くも悪くも日本産ホラーだなと思いました。日本産ホラーが好きな人なら、ホラーホラーした出来栄えになっているので見てもいいと思います。

日本人の監督が手掛けていますが、ハリウッド産だそうです。

 

批評家の方々の意見は「日本ではなく、タイのホラー映画のリメイクではあるが、『シャッター』はアジアのホラー映画のつまらないリメイクをもう1つ増やしただけである。(出典:wikipedia)」という見解で一致しているらしく、それはそれで悲しいですね。

 

ポジティブな要素を挙げるとすれば、

奥菜恵が美人

奥菜恵の美形っぷりが幽霊にうまくマッチングしている

・最序盤の交通事故シーンの質感が良い

奥菜恵が美人

くらいでしょうか。

3つめの交通事故シーンについては私も思わず「うわっ!」って言ってしまうものでしたが、グロとか痛い描写に慣れている人であればどうってことないかと思います。

 

見終わった後の後味は悪い映画ですね。

かのハイパー胸糞映画「ミスト」よりは遥かにマシですが、クライマックスシーン付近は非常に胸糞が悪いです。

とはいえ、途中で展開が予想できてしまったことは残念。「やっぱりか」という感想が漏れました。真相を知れば、「そら祟られますわな」って言葉が出てきてしまう系の因果応報系ストーリーです

 

他にも、奥菜恵が人を襲い出したタイミングが謎で、「なんで関係者に襲いかかるタイミングが一斉かつここでなん?」と思ってしまうあたり雑だなぁと思いました。

もっと理由付けや伏線の散りばめ方が丁寧だったらもう少し面白くなったのではないかと。

 

また、こういうことはあまり言いたくないのですが、ベッドシーンが無駄に多い気がしました。劇中では匂わせ含めて3回ほどありましたが、正直描写する必要はなかったのではないかと思います。サービスのつもりなら入れなくていいです。新婚さんが主役だから仕方ないのかな。「アメリケンはこんなにお盛んなのか」と全く必要ない偏見を抱いてしまうのでカットしたほうがいいんじゃないかと思います。

 

見終わった後、むしろタイ産のリメイク元の映画が気になりました。

最近のタイとか台湾あたりのホラーゲームが非常によくできていたりするので、映画も期待できるのではないかという安易な興味です。

 

とりあえず奥菜恵可愛すぎ。

終盤霊に襲われるシーンで若干興奮したのは内緒です。

 

普通にホラーが見たい人は見てもいいと思いますが、ホラー映画にホラー以外の要素を求めていたり、脚本や演出、映画としての出来の良さを求めている人にはオススメしないです。

とりあえず奥菜恵が可愛いのでそれを目当てに見るのはアリです。

 

以上です。

また映画を見て気が向いたら何かしら書きます。